札幌市内でもヘルプマークをつけている方を目にするようになりました。
精神科に通院されている方でも身につけている方は増えてきています。
そんなヘルプマークの対象者や札幌市内の配布場所について、解説します。
ヘルプマークと札幌市内での配布状況を解説
ヘルプマークとは?
ヘルプマークは、義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで援助を得やすくなるよう、東京都福祉保健局が作成したマークです。
サイズは、縦19cm、横5.3cm(ストラップ部分含む)です。
ヘルプマークの対象者は?
ヘルプマークの対象者として、札幌市のホームページでは「外見からは障がいがあることが分からない方など」と記載されています。
- 義足や人工関節を使用している方
- 内部障がいや難病の方
- 妊娠初期の方
- その他援助や配慮を必要とする方
が具体例として挙げられており、精神疾患や知的障がいもヘルプマークの対象となります。
ヘルプマークを見かけたら
ヘルプマークを身につけている方を見かけたら、思いやりある行動をしましょう。
バスや地下鉄内で席を譲ってあげる
外見では援助や配慮が必要であることがわかりにくい方もいます。
専用席や優先席を必要としている方には、席を譲ってあげましょう。
困っていたら駅や商業施設内で声をかけてあげる
交通機関の事故など、突然起きたことや急な変化に対応することが難しい方もいます。
困っていたら声をかけてあげましょう。
災害時には避難の支援を行ってあげる
状況を理解するのが困難であったり、自力での避難が困難な方もいます。
災害発生時には、安全な避難のために支援をしてあげましょう。
【総務局】ヘルプマークを身に着けている方を見かけたら、思いやりある行動をお願いします。https://t.co/2w4WSOpbWb pic.twitter.com/qPGiYfMIRC
— 札幌市広報部 (@Sapporo_PRD) November 18, 2019
札幌市のヘルプマーク配布場所
札幌市では、平成29年10月18日より配布を行っています。
配布場所は以下となっています。(2020年6月現在)
- 各地下鉄駅事務室
- 札幌市役所(障がい福祉課)
- 各区役所(保健福祉課)
- 各区保健センター(健康・子ども課)
- 身体障害者福祉センター
- 知的障害者更生相談所(手をつなぐ相談センターまあち)
- 精神保健福祉センター(札幌こころのセンター)
- 児童相談所
- 市内のアイン薬局
- 市内のなの花薬局
※窓口にお越しいただく際、申請書の記載や障害者手帳などの提示は必要ありません。
※郵送での配布はしていません。
※趣旨に沿った適正な利用をお願いします。
詳細は札幌市のホームページをご確認ください。